冬の寒さ対策のキモは首を温めること

この季節の健康管理は寒さとの戦いです。
今年は暖かい日も多いのですが、暖冬と言えども、朝晩の寒さには注意が必要です。
寒いと体の抵抗力が落ちていきます。その隙を狙ってやってくるのが、風邪やインフルエンザの菌です。
この菌たちは冬の乾燥した空気に乗って、人の目鼻口に向かってやってきます。こうなると、最終的に喉に菌が辿り着き、感染してしまうのです。
風邪を引くと、首回りにいろんな影響が出ます。リンパが腫れたりすると、顎の下から耳へかけて腫れっぽくなり、押すと痛かったりします。首には、風邪のツボがあります。このツボに老廃物がたまり、気の流れが悪くなることも風邪の原因になってきます。また、首の筋肉の緊張は血流を悪くするので、血液から栄養や免疫物質が十分に運ばれなくなる結果、更に免疫力が低下し、風邪が治りにくい状態になっていきます。
首を触ってみて冷たいと感じたら、すぐに温めることをお勧めします。
首にタオルを巻く、カイロを肩甲骨の間の背中に貼ることも有効です。冷えから体を守り、免疫力を最大限に発揮できる様にしておくことが、冬の健康管理の重要なポイントです。

そして、1月は年の始まりということもあり、色々なことにチャレンジしがちな月です。
今年こそ、運動をしよう!と決心した方も多いのではないでしょうか。
まずは、走ること!と考えがちです。しかし、運動を始める際に大事なのは、運動に耐えれる体かどうかです。
例えば体の歪みが強かった場合、歪みから筋肉に負担がきて、痛みを引き起こす可能性もあります。
ですから、運動はいきなり始めるのではなく、まず歪みを確認し、歪みがあればそれを取り除いてから、徐々に筋肉に負担をかけて行くことが望ましいのです。

歪みのセルフチェックの方法をご紹介するので、試してみてください。

立った状態で肩幅に脚を開き、腰から前屈・後屈をします。
この時に痛みが走れば、骨盤のズレが疑われます。
次に同じ姿勢から両手を前に伸ばし左右に行くとことまで手を回旋します。
この時に左右の動きに大きな差が出ると、歪みの証拠となります。

まずは、セルフチェックをしてみて、歪みがあれば骨盤矯正をしてから、運動を始めましょう。なにごとも最初が肝心です。