むちうちと接骨院

「むちうち」は文字通り、あらゆる衝撃により、体がムチを打つようにしなった状態になり、痛みやコリを生じる怪我です。
多くは追突事故や玉突き事故などの交通事故によるものですが、スポーツの怪我として、水泳の飛び込み、剣道の面、サッカーのヘディングなどでも発生しますし、日常生活の中でも、ドアの枠やランマなどに頭をぶつけたり、掃除などで狭いところで頭をぶつけたりして、むちうちになっているケースが見られます。

症状としては、首の痛み、首の動きの悪さ、下を向けない、左右を向けないといった状態です。
これは手首や足首の捻挫と同じ状態が首の周りに現れていると、イメージしてもらえば間違いありません。
場合によっては、手や背中へのしびれを感じることもあります。
このような場合、整形外科を受診されると「レントゲンでは骨に異常なし、そのうちに治りますよ」といった診断になるケースが多い様です。
ところが、レントゲンで見て取れる異常というのは、骨折や脱臼、ヘルニアの疑いなど骨の症状です。
多くのむちうちの場合、骨に異常がないため、レントゲンに映りません。ただ痛みはあるので、捻挫と診断されることにはなります。
そもそも捻挫は、骨と骨をつなぐ役割のじん帯が、伸びたり傷が入ったりしている状態です。このじん帯に異常が起こると関節の安定性がなくなり、腫れたり熱っぽくなったりするのです。これもレントゲンには映らないものです。

接骨院ではこれを、手による検査をメインに筋肉の状態や動きを確認して判断していきます。
むちうちの場合も、痛む場所の状態を目で見て、手で確認し、動きをチェックしながら、捻挫の程度の判断をしていくのです。
痛みの原因は神経です。痛みを感じる神経は骨よりも筋肉内に多く存在します。ということは、筋肉の状態を手で確認していかないと、むちうちの状態の判断はできないということになります。

むちうちの治療は、特に交通事故の場合は、相手があっての怪我だったり、自分自身に落ち度がない場合があります。
一般の怪我よりも悩みが多い事がイメージがあります。ゆめたか接骨院は、全国交通事故治療院に認定された事故治療専門院です。
万が一の事故の際には、お気軽に何でも聞いてください。