身体の歪みについて

日常生活の中で使いすぎた筋肉が硬くなり、硬くなった筋肉が縮みます。
筋肉は骨に付いているので、筋肉が縮むと、その先にある骨を引っ張ってきます。そうやって、骨が歪んでいくきっかけになります。

どんな凄腕の先生でも、一回の矯正で一生歪まない治療をすることはできません。
なぜなら、歪みは日常生活の中で自然に作られていくからです。

例えば、脚を組む、横座り、寝たままテレビを観るなど、歪みの原因になる日常の姿勢は、あげたらきりがありません。
ですから。歪みを直すことは簡単にできますが、歪まないように気をつける事の方が困難なのです。

歪みを直すことは簡単にできます。
しかし、一回矯正して正常な状態にしても、これまでずっと歪んでいた身体には、歪み癖がついており、すぐに歪んだ状態に戻ってしまいます。

そこで、21日間プログラムを提案します。
3週間、同じ事を反復することで、脳がそれを記憶し、身体に定着します。
つまり、矯正で正しい状態にする繰り返すことで、脳がその状態を記憶し、身体に正しい状態の癖がつくのです。
歪んでは治す、歪んでは治すを3週間繰り返すことで、正常な状態を脳にインプットし、歪んでも直る身体を作ります。

単に歪みを直すだけでは、一生矯正が必要ですが、こうして歪んでも直る身体をつくってしまえば、再発防止にもなります。

そもそも健康な状態であれば、どんなに無理をしても一晩寝れば直る身体。
無理を重ね、どんなに寝ても直らない状態になってしまい、やがて正しい状態を脳が忘れてしまう。これが不健康な状態に陥ったといえます。
これは、本来の正しい状態を脳が忘れてしまったからです。
矯正の時に、この正しい状態を脳にインプットし、寝れば直る身体を作っていくのです。
これが本当の自然治癒力ということになるのです。